日本の花火はなぜ世界一なのか? 泉谷玄作著

日本の花火はなぜ世界一なのか? 泉谷玄作著

欧米の花火は、行事の演出として色鮮やかで派手な単色のものが次々に打ち上げられる。

これに対し、夜空に打ち上げられる日本の花火は、光の筋がさまざまな変化を見せてはやがて静かに闇に消えていく「単発の花火」だ。中でも最も美しいのが「割物(わりもの)」と呼ばれる「菊花型の花火」だと著者はいう。

明治以降、名人と呼ばれた花火師が互いに磨きあった技は現代の職人たちに継承され、さらなる進化を遂げた。今ではわずか6・5秒に6回も色が変わる。

幼時から大曲の花火を見て育ち、30年にわたって全国の花火を撮影し続けてきた花火写真の第一人者が豊富な写真とともに、技術、美しさともに世界一を誇る日本花火の歴史と匠の技を紹介する。

講談社+α新書 1050円

  

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