なぜフランスでは子どもが増えるのか フランス女性のライフスタイル 中島さおり著
自らも体験したフランスでの出産・育児事情を前著でつづった著者がその後の反響に応え、なぜフランスが現在のような状況に至ったか、その歴史的背景をひもとく。
2008年には出生率が2%を超え、子どもが増える先進国というイメージが定着したフランス。その出産・育児に対する行政援助や保育システム、多様な家族の形などは、成功事例として日本でも紹介されている。
何が日本と違うのか。フランスの伝統をそのまま日本社会に移植することは難しいとしながら、「フランスらしさ」といった文化的特性から離れ、歴史的な経緯から見れば参考にできる条件もあるのではないかと指摘。現代日本がフランスから学べることを考える。
講談社現代新書 777円
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