「ソフトバンク」ドラえもん実写化CMの真の強さ 年間も最新調査もキムタク出演作がヒット

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最新の4月前期の作品別CM好感度調査を見ると、年間ランキングでも存在感を発揮した木村拓哉がCMキャラクターを務めるCMがワンツーを飾った。総合1位は日本マクドナルド『スパチキ』の新CM。

日本マクドナルド/500円セット「木村氏、先輩と」篇 30秒(動画:YouTube マクドナルド公式チャンネルより)

スーツに身を包んだ木村が、常務役の段田安則の部下を演じている。CMはハイヤーの後部座席に座る木村が段田に「あれでよかったんですか。問題を先送りにしているだけ……」と詰め寄るシーンに始まる。言葉を遮るように段田から「そういう正義はな、むしろ無責任なんだよ」と返された木村は厳しい表情のまま「どうしますか、マックありますけど」とひと言。

前方にあるマクドナルドの看板に気づいた段田は冷静を装うも気持ちを抑えきれず「寄れば?」と口にする内容だ。そこに「マック、みっっけ。」というコピーがかかり、最後はテイクアウトした『スパチキセット』を車中でほおばりながら和やかに過ごすふたりを映した。

ドラマ仕立てのCMが40代男性などにヒット

支持層を見ると、40代の男性や50代の主婦など成人層を中心に好評価を獲得。モニターからは「今までと違ったちょっと重い空気感だけど、意外性が良かった」「ドラマなのかと思わせるが、マックのCMで驚いた」など、シリアスな会話劇がラストで一変する意外な展開を評価する感想が目立った。

また「『マック、みっっけ。』のフレーズが頭に残り、行きたくなる」など、印象的なキャッチコピーとともに店舗や商品に関心を示す声も見受けられた。

同社は昨年より木村をCMに起用しており、今年1月からは彼がビジネスパーソンを演じるシリーズCMを展開。木村が塚地武雅と共演した第1弾CMは1月後期のCM好感度調査で総合1位、木村が後輩役の仲野太賀と掛け合う第2弾CMは翌2月後期に総合2位と快走を続けている。

いずれもビジネスシーンによくある光景を描きながら彼らがマクドナルドを自然体で楽しむ様子を表現し、幅広い世代から支持を集め続けている。

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