部下をうんざりさせる「朗読会議」上司のムダ 会議の「当たり前」を見直しコスト意識を持つ
そもそも人間は、他人の話をあまり聞きたくないものです。上司の話なんて、とくにそうです。
話が長い、くどい、まわりくどい。自分がそんな状態に陥っていないか、くれぐれも注意しましょう。
また、何も発言しない人がいる会議も開く意味がありません。会議とは、話し合いをするために行うものです。出席者には、発言をする責任があります。
会議で喋らないような人は、人事から見たら「問題あり」と考えます。ほかの出席者も「いる意味ないじゃん」と感じるでしょう。
社長訓話のように、トップの話を聞くだけの機会もときには必要ですが、日常的な会議においては、何も発言しない人がいるような集まりは、わざわざやる意味がありません。
誰かがひとりで喋っている、何も発言しない人がいる、こうした会議も「無駄な会議」といえるでしょう。
会議の目的を明確化し、コスト意識を持とう!
無駄な会議をなくすためには、コスト意識を持つことが必要です。
会議には、お金がかかっています。時給2000円の人が10人いたら、1時間で2万円かかっています。時給3000円、4000円、5000円の人もいるでしょう。
そんな人たちが、たった1時間、集まっているだけでも、5万、10万と平気でかかっているわけです。こうしたコスト意識をしっかりと持たないといけません。
上司がひとりで喋っている、報告書をただ朗読している、そんなことに5万も10万もかけるのは、無駄以外の何物でもないのです。
会議には、いくつかの種類があります。会議を開くなら、その目的を明確化しましょう。
・問題の発見と解決をする
・みんなでアイデアを出し合う
・意思決定をする
・みんなの気持ちを高める
報告・連絡も重要ですが、それはできるだけ短く、要点だけを伝え、有意義な話し合いをすることに時間を使いましょう。
繰り返しますが、会議には、時間もお金もかかっています。人を集めるなら、意味のある話し合いをすることがマネージャーに求められる責務です。
あなたは、無駄な会議をしていませんか? ぜひとも考えてみてください。
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