ブロンコビリー、毎月の泊まり込み合宿が外食屈指の高収益を生む《ものすごい社員教育》

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 午後からは店長会議。エリアごとに分かれた8グループから好成績の1店を選出し、その店長がフロアの前でプレゼンテーションを行う。

「平日黒字化を達成した鳴海店の店長、よろしくお願いします」

「はい、土日に比べ売上高の少ない平日は需要予測を厳格化し、必要な食材を必要な量だけ仕入れることを重視し、損益を改善させました」

こうしたやり取りが繰り返される。プレゼン終了後、ほかのエリアの店長から質問が浴びせられ、そこでいくつかのやり取りが行われる。

8グループの発表が終わるまでに要した時間は小休憩を挟んで5時間程度。この作業の過程で成績の悪い店舗も自然と分かるため、これが発奮材料にもなる。

夜の研修も独特だ。18時の夕食後はなんとビデオ鑑賞。この日は小学生の30人31脚競争の3時間スペシャルだった。

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