iPadがついにお披露目、電子書籍・携帯ゲームの革命児となるか
また、130ドルから170ドル程度で販売さている任天堂のDSや、170ドルから250ドルのソニーのPSPといった、携帯ゲーム機市場にもiPadは影響を与えそうだ。すでにiPhoneがこの市場を侵しつつあるが、デモで上映されたiPadのゲーム映像は、一段と鮮明で迫力があった。
iPhoneと同様、iPadの3G回線のキャリアはAT&Tで、月額15ドルから3Gデータが使い放題の月額30ドルまでのプランが用意されている(もっとも、AT&Tの3G回線の品質は余り評判は芳しくないが)。
iPadの動作性はiPhoneやiPod Touchに、かなり似ている。IT系コンサルタントのレイ・ツチヤマ氏は「(iPhone を09年に3000万台売った)アップルは、iPhoneを使い慣れた世界のユーザーコミュニティをiPad普及の最初の突破口にするはず」と分析。一方、「電子書籍機能についていえば読みやすさやコンテンツのダウンロード機能でキンドルに及ばない。iPodやiPhoneのような革新的な製品とは思わない」(シリコンバレーのあるベンチャーキャピタリスト)といった見方もある。
(Ayako Jacobsson =東洋経済オンライン)
◆参考記事:フィル・シラー アップル上級副社長--電子書籍端末は不要、iPhoneで十分だ - 09/12/14
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