JR東海は新幹線とリニアの米国輸出を狙う
JR東海が米国の新幹線、リニア受注を目指す計画を発表した。同社と提携先の米国コンサルタント会社2社は、昨年から米国内での新幹線やリニアの売り込み先を調査してきた。米国内150路線の中から、新幹線売り込みの有望先としてリストアップしたのは、タンパ~マイアミ、ラスベガス~ロサンゼルスなど。
米連邦政府の景気対策資金が、これら高速鉄道計画に割り当てられる可能性もあるという。リニアについても受注計画を進めており、ボルチモア~ワシントンDCなどが候補だ。
海外輸出で採用される車両は「N700−I」。東海道・山陽新幹線で走っている「N700系」を海外仕様にしたものである。
日本の場合、高速鉄道の技術、開発はJRグループが一手に担っている。今回はJR東海が国内の関連メーカーを束ねながら、車両や信号システム、運行手法などをトータルで売り込む。国土交通省など日本政府も支援に前向きだ。
米国では長距離移動は航空機を利用するのが一般的で、高速鉄道は普及していない。環境問題などを背景に高速鉄道建設の機運が高まっているが、それを実現させるためには日本、欧州など海外企業との協力が不可欠となっている。
JR東海は今後、欧州の鉄道関連メーカーなどと競いながら、米国案件の獲得を目指していくことになる。
《東洋経済・最新業績予想》 (百万円) 売 上 営業利益 経常利益 当期利益 連本2009.03 1,570,253 382,341 218,106 126,052 連本2010.03予 1,477,000 258,000 128,000 72,000 連本2011.03予 1,550,000 270,000 150,000 85,000 連中2009.09 730,622 176,466 118,119 69,692 連中2010.09予 760,000 183,000 129,000 74,000 ----------------------------------------------------------- 1株益\ 1株配\ 連本2009.03 64023 9000 連本2010.03予 36548 9000 連本2011.03予 43147 9000 連中2009.09 35377 4500 連中2010.09予 37563 4500
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