米新規失業保険申請件数は32.6万件

市場予想を上回って増加だが労働市場に勢い

4月3日、米新規失業保険週間申請件数は、前週比で1万6000件増加して32万6000件となった。写真はニューヨークの採用選考会場で3月撮影(2014年 ロイター/Shannon Stapleton)

[ワシントン 3日 ロイター] -米労働省が3日発表した3月29日終了週の新規失業保険週間申請件数は、前週比で1万6000件増加して32万6000件となった。市場予想の31万7000件より件数が膨らんだ。ただ、基調トレンドは、労働市場に一定の勢いがあることを引き続き示す。

22日終了週分は前回発表より1000件下方修正された。

労働市場のすう勢をより正確に示すとされる、4週間移動平均は250件増の31万9500件と6カ月ぶりの低水準近辺で推移、労働市場が底堅さを増したことを示した。

労働省によると、推定値を報告した州はなかった。

季節変動をならすために用いるモデルに修正が加えられた。2009年分までさかのぼって申請件数を修正した。

3月の申請件数はおおむね安定的に推移、雇用の伸び加速に期待が集まる。

4日には、3月の雇用統計が発表される。エコノミスト予想は、非農業部門雇用者数が前月比20万人増で、2月の17万5000人増を上回る。失業率は0.1%ポイント低下し、6.6%と見込まれている。

異例の寒波の影響を受け、昨年12月と今年1月の労働市場はさえなかった。ただ気温の上昇に伴い、勢いの加速が視野に入る。経済にも追い風となる。

22日終了週の受給総数は2万2000件増の284万件だった。

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチのシニアエコノミスト、マイケル・ハンソン氏は「(今回の指標は)労働市場の緩やかな伸びとおおむね一致する内容だ」と話した。

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