中居正広が退所会見で見せた圧倒的な人間力

SMAP関連も含めすべて包み隠さず答え切った

続けて、「1人で老舗の会社を辞めるわけですから、『可能性は狭まってくるんじゃないかな』と思いますし、でも『今までお世話になった会社を辞めてでも、今の環境を変えないといけないな』と思ったんです」とコメント。モチベーションの維持、独立や転職、仁義とリスク……このコメントに考えさせられる30~40代のビジネスパーソンは少なくないでしょう。

つまり、中居さんはこれほどの人気者でありながら、一般人の感覚にシンクロしたビジネスパーソンでもあるのです。中居さんのMCが評価されているのは、単に「スキルがあるから」ではなく、このように世間の人々に親近感を抱かせる人柄の持ち主だからでしょう。

今回の会見で意外だったのは、中居さんが予想以上に謙虚な人だったこと。今後の活動を聞かれたとき、「僕はずっとアマチュアみたいな感じでやってきたので。『ハッタリでやってきた』という感じですかね。自分のメッキがはがれてきてるのも感じていますしね。そんなに努力を重ねてここまできた感じもないし、(ジャニーズ事務所に)ここまでして(育てて)もらったのは間違いないです」と語りました。

中居さんは自分を卑下したいのではなく、「自分はまだまだ」と感じているのではないでしょうか。ゆえにこの謙虚さは、「独立してもっと力をつけていきたい」という意欲の表れに見えるのです。

もう1つ、ビジネスパーソンに贈るメッセージのような言葉がありました。それは中居さんが“後悔”について語った次のフレーズ。「よく『後悔がなく間違った選択をしないようにしよう』と言われますが、『後悔すると分かっていても飛び込まないといけない瞬間が、人生の中で1度や2度あってもいいんじゃないか』と思えるようになりました。それと、そこに足を踏み入れる勇気や『しっかり後悔を受け入れることも大事なんじゃないか』と思います」。

中居さんは「後悔するかもしれない」と自ら不安を集め、「後悔したくないからやらない」と引いてしまうのではなく、「後悔も人生の一部分」とみなして前へ進む姿勢を示したかったのではないでしょうか。後悔を恐れなくなった中居さんが、今後どんな活躍を見せてくれるのか、大いに期待していいでしょう。

2時間もの長丁場に盛り込んだ笑い

最後に挙げたいのは、人々を引きつけ、笑顔にさせる中居さんのユーモア。約2時間に渡るこの日の会見でも、随所にユーモアを交えることで記者たちを飽きさせませんでした。以下に主なものを挙げていきましょう。

「質問の数は時間もありますので……1媒体5つまで」
東山紀之さんとの電話を誇張したモノマネで再現。
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