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近鉄特急ひのとり、速さ・安さと違う「魅力」は? 「レギュラー」でも座席は新幹線グリーン並み

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シートの生地は本革が使用され、電動リクライニング、電動レッグレストなどの設備も搭載された。まさに在来線のグランクラスといってよい。これらのシートにはヒーターも設置されている。「座っているうちに腰のあたりが暖かくなる」(深井部長)というきめ細かな配慮が施されている。

プレミアム車両は通常より床面の高いハイデッカー構造となっており、前面、側面の大きなガラス越しの眺望も抜群だ。ただ、その構造上、客室に入るためには階段がある。バリアフリーの面では改善の余地がある。

「レギュラー」もグリーン車並み

通常の「レギュラー車両」の快適性も高めた。シートの前後間隔は従来の車両より11cm広い116cmで、新幹線のグリーン車並みだ。レギュラー車両のシートにもバックシェルを採用している。

2両あるプレミアム車両のデッキには「カフェスポット」が設けられた。コーヒーサーバーがあり、1杯200円でコーヒーが買えるほか、スナックの自動販売機も設置している。

最近、新幹線を中心にコーヒーの車内販売を取りやめるケースが増えているが、コーヒーサーバーがあれば、豆を挽き立てのコーヒーの味と香りが楽しめる。今回のケースがきっかけとなって、コーヒーサーバーを設置する列車が増えるかもしれない。

近鉄の新型特急「ひのとり」

  • 3月にデビューする近鉄新型特急「ひのとり」 3月にデビューする近鉄新型特急「ひのとり」
    (撮影:ヒラオカスタジオ)
  • 先頭のプレミアム車両は床が高いハイデッカーだ 先頭のプレミアム車両は床が高いハイデッカーだ
    (撮影:ヒラオカスタジオ)
  • プレミアム車両のシートはバックシェル付き プレミアム車両のシートはバックシェル付き
    (撮影:ヒラオカスタジオ)
  • プレミアム車両のシート プレミアム車両のシート
    (撮影:ヒラオカスタジオ)
  • プレミアム車両先頭部からの眺め プレミアム車両先頭部からの眺め
    (記者撮影)
  • レギュラー車の車内 レギュラー車の車内
    (撮影:ヒラオカスタジオ)
  • レギュラー車のシートもバックシェルがある レギュラー車のシートもバックシェルがある
    (撮影:ヒラオカスタジオ)
  • レギュラー車の車端部のシート レギュラー車の車端部のシート
    (記者撮影)
  • 「ひのとり」のロゴ 「ひのとり」のロゴ
    (撮影:ヒラオカスタジオ)
  • デッキにはロッカーを設置している デッキにはロッカーを設置している
    (記者撮影)
  • ひのとりの喫煙室 ひのとりの喫煙室
    (記者撮影)
  • カフェスポットにはコーヒーサーバーがある カフェスポットにはコーヒーサーバーがある
    (記者撮影)
  • 「しまかぜ」とのすれ違い 「しまかぜ」とのすれ違い
    (記者撮影)
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  • 3月にデビューする近鉄新型特急「ひのとり」
  • 先頭のプレミアム車両は床が高いハイデッカーだ
  • プレミアム車両のシートはバックシェル付き
  • プレミアム車両のシート
  • プレミアム車両先頭部からの眺め
  • レギュラー車の車内
  • レギュラー車のシートもバックシェルがある
  • レギュラー車の車端部のシート
  • 「ひのとり」のロゴ
  • デッキにはロッカーを設置している
  • ひのとりの喫煙室
  • カフェスポットにはコーヒーサーバーがある
  • 「しまかぜ」とのすれ違い

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【料金は従来よりちょっと高め】

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