スズキの「初代ハスラー」は何を残したのか 新型登場で振り返るその功績とライバルたち

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2020年1月10日から12日にかけて幕張メッセで行われた「東京オートサロン2020」で、ダイハツが「TAFT(タフト)コンセプト」というまだ市販していない軽自動車を展示したのだ。

2020年後半「ハスラー vs TAFT」の戦いが始まる

これは東京モーターショーで公開したコンセプトカー「WakuWaku(ワクワク)」の実質的な市販化モデルで、同社は「2020年央の発売に向けて開発を進めている」と言う。

2020年央に発売されるとアナウンスされるダイハツ「TAFT」(写真:ダイハツ)

TAFTは、ハイトワゴンのパッケージングにアウトドアテイストの専用ボディを組み合わせたモデルで、まさにハスラーの直接ライバルとなる対抗車。どう控えめに表現しても、ハスラーに対する宣戦布告というわけだ。

ハスラーが初のフルモデルチェンジで2代目へ進化すると同時に、戦いの火ぶたは切られた。果たして、ダイハツの新型車はハスラーを相手にどう戦うか、2020年後半にはじまるガチンコ対決を注目せずにはいられない。

工藤 貴宏 自動車ライター

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くどう たかひろ / Takahiro Kudo

1976年長野県生まれ。大学在学中の自動車雑誌編集部アルバイトを経て、1998年に月刊新車誌の編集部員へ。その後、編集プロダクションや電機メーカー勤務を経て、2005年からフリーランスの自動車ライターとして独立。新車紹介を中心に使い勝手やバイヤーズガイド、国内外のモーターショー取材など広く雑誌やWEBに寄稿する。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

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