断る力 勝間和代著
著者は、「断る力」こそが仕事の生産性を上げる最も有効な方法だと説く。嫌なことだからといって断ってばかりいては、周囲に評価されないと思うかもしれないが、そうとばかりは言えない。
何でも引き受けてソツなくこなせば、それはそれで評価されようが、そうした仕事は所詮、代替のきく汎用的なものにすぎない。そうではなく、断ることは断り、精選し減らした仕事に全力投球する。さらに空いた時間を自己投資に回せば、結果としてキャリアアップへの近道になるというのが、著者の主張だ。
周囲との軋轢を避けながら断る術、断る事と引き受ける事の峻別の仕方などを、人気経済評論家がわかりやすく解説する。
文春新書 945円
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