3年後転職のススメ
新卒で入って、会社を3年で辞めてしまうということについては?
卒業しても就職できないか、それとも3年以内に辞めてしまうという人が50パーセント近くあるというのが話題になっています。
でも、3年以内に辞めるって、べつにおかしくないでしょう。辞めないで、そのまま突っ走ってデッドロックに行ってしまうよりも、3年以内に自分に適した会社に転職したほうがいいに決まっている。3年以内に辞めることをネガティブに捉えすぎですね。最初に就職した会社で定年を迎えるのが正しいことだという、連合の発想があるんですよ。
3年以内に転職することはいいことなのに。3年ぐらいたって社会がわかったところで、いちばん自分の適職が見えてくるから、その時に転職するというのはものすごくいいわけです。
何度もジョブホッピングするというのはよくない、と世間は見ています。でも迷いながらいろんなところを経験するというのは、いいことです。それを、マスコミや政府が阻止しようというのはとうてい賛成できないですね。
3年で会社を辞めるのはかえっていいことと捉えるわけですね。
働かないで、自分のいちばん適しているものを選ぼうという発想がそもそも間違っています。学生は働いていないんですから、わかるわけない。ちょっとインターンして適職が見つかれば、だれも苦労しません。
働いていてホントに自分に動機が見えてきて、自分の動機と能力を活かそうと、20代でいちばん伸ばしたいスキルを身につけるために転職するというのは理想的ですよね。