40代でもお腹が凹む!「3分腹筋」の正しい方法 「間違った腹筋」を頑張ってはいませんか?

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2つ目はちょっと難易度が上がりますが、効果も高い以下の方法です。

【おすすめの腹筋運動②】
【1】あお向けに寝て、股関節と膝を直角に曲げて下肢を浮かせる。
【2】手を頭の後ろで組み、上半身を2秒間かけて起こす。
【3】上半身を2秒間かけて戻す。このとき頭は床につけないようにする。
*【1】~【3】を10回行う。
『50歳を過ぎても体脂肪率10%の名医が教える内臓脂肪を落とす最強メソッド』より

3つ目は、いわゆる「プランク」と呼ばれるやり方です。「プランク」は、腹筋だけでなく「体幹(インナーマッスル)」をしっかり鍛えることができる、アスリートがよく採用している運動です。

【おすすめの腹筋運動③ プランク】
【1】うつぶせの状態から、肘を90度に曲げて前腕で体を支える。
【2】足は肩幅に開いて、つま先を床につけ、膝を地面から離す。
【3】肩から足首までが一直線になるように、お腹に力を入れてキープ。
*お尻が突き出たり、腰が反らないよう、真っすぐに体を保つ。最初は10秒くらいから始めて、徐々に時間を延ばし、最終的には1分間続けられるまで頑張る。
『50歳を過ぎても体脂肪率10%の名医が教える内臓脂肪を落とす最強メソッド』より

40代からでも「正しいやり方」で、体は確実に変わる

今回紹介した3種類の腹筋運動は、初めのうちはちょっとキツいかもしれません。しかし、地道に続ければ、確実に体が変わってきます

少しでも「体の変化」を感じられたら、きっと腹筋運動のキツさも解消されていくと思います。逆に、どんどん変わっていく体を実感して、楽しくなってくるかもしれません。

「正しい腹筋運動」を続けていけば、「内臓脂肪」が落ち、「見た目」が若返って「健康な体」を手に入れることができます。

食事も運動も「正しいやり方」をしないと、長続きしません。せっかく努力しても「効果が出ない」という結果になりかねません。

「正しい知識」を身につけ、「正しいやり方」をすれば、40代からでも「お腹を凹ませる」ことは十分できる、私は実体験からそう確信しています。

池谷 敏郎 医学博士/池谷医院院長

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いけたに としろう / Toshiro Iketani

1962年、東京都生まれ。医療法人社団池谷医院院長。東京医科大学医学部卒業後、同大学病院第二内科に入局。1997年、医療法人社団池谷医院理事長兼院長に就任。専門は内科、循環器科。現在も臨床現場に立つ。生活習慣病、血管・心臓などの循環器系のエキスパートとして、数々のテレビ出演、雑誌・新聞への寄稿、講演など多方面で活躍中。東京医科大学循環器内科客員講師、日本内科学会認定総合内科専門医、日本循環器学会循環器専門医。著書に『体内の「炎症」を抑えると、病気にならない!』(三笠書房)、『「血管を鍛える」と超健康になる!』『血管の名医が教える15歳若返る習慣』(ともに知的生きかた文庫)などがある。

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