正月をにぎわせる、ナイキの超絶イベント
元旦の夜に生まれた、もう一人の福男とは?
エクストリーム出社協会 天谷代表も参加
「福男」に選ばれたのは、和田龍太郎さん。なんと彼は、「一人箱根駅伝 往路」と称して、大手町~鶴見~戸塚~平塚の合計66キロメートルを11時間で走破したのだ。「福男」の名に恥じない、エクストリームな元旦を過ごした。 今後、和田さんが投稿した写真でナイキジャパン公式のフェイスブックページのカバー写真が制作されるという。
“エクストリーム”といえば、ビジネスパーソンの間で昨年話題になった「日本エクストリーム出社協会」共同代表の天谷窓大氏もこのイベントに参加した。エクストリーム出社とは、勤務する会社の始業前の早朝から、観光、海水浴、登山などのアクティビティをこなし、定刻までに出社をすること。プレイヤーは、「出社ニスト」と呼ばれる(協会としては初となる書籍『サラリーマンは早朝旅行をしよう!』が1月15日に発売される)。
天谷氏は元旦を宮城県女川町で過ごし、毎年初詣を行う神社に向かった。その神社は毎年訪れているのだが、今年移転することが決まりここで初詣をするのもこれが最後、という思い入れがあったそうだ。そして、去年までは歩いて登っていた傾斜の急な200段ほどある石段を、今年は5分ほどで駆け上がった。一ケタ台の気温でも体はすぐに温かくなり、そして境内から振り返って眺める眺望は美しい。「これまでは“元旦だから”と意識して動くことはなかったが、年の初めに動き出すという清々しさをこのイベントで感じた」という。
出社よりも先に、エクストリームな元旦を決めた天谷氏は年の初めにこう語る。
「年の初めは新しいことを始めるきっかけになると思う。新しいことというのはなにも自分一人で始めなくても良い。友達に手伝ってもらったり励ましてもらったり、誰かと一緒に始めてその人にスタートを切ってもらうのもいい」
「そして一度始めたことを続けるコツは、チャレンジしているパフォーマーになりきること。ダイエットにしても一人でやっているとモチベーションって続かない。だけど見てくれているひとがいると辞められない。そのチャレンジを自分だけのものにしないことが大切」
今年も出社協会として盛んに活動していく、そんな思いを強くしたようだ。
今年の福男選びは終わってしまったが、一念発起し新しいことを始めるのは今からだって遅くない。エクストリームな一年のパフォーマーとして、我々も新年のスタートを切ろう。
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