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広告なしで急成長、「ボタニスト」勝利の方程式 ネット集中型のマーケティング戦略が成功

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実は、ボタニストのブランドを展開しているのは大手企業ではない。「I-ne(アイエヌイー)」という大阪の心斎橋に本社を構えるベンチャー企業だ。アイエヌイーは立命館大学在籍中に起業した経験を持つ大西洋平社長によって2007年に設立された。同社は現在、eコマース、ドラッグストアなどへの卸、そして海外展開を軸に事業を運営している。

アイエヌイーの大きな特徴の1つが、マス広告を打たないことだ。ヘアケア製品を販売する大手企業の場合、テレビCMを数多く打ち、売り上げ増へとつなげているケースがほとんど。だが、アイエヌイーには、ボタニストの発売当時にマス広告を打てるほどの資金がなかった。

そこで、当初は楽天市場経由の販売に限定。楽天市場のボタニストの商品ページに対し、ABテスト(WebにAとBの2パターンを用意し、どちらが効果的かを実験する手法)をきめ細かく実施した。さらに、インスタグラムやフェイスブックなどSNSサイトにも、消費者に対して影響力のある人物(インフルエンサー)とパートナーシップを結び、そのインフルエンサーに商品を紹介してもらう戦略を展開した。

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