テスラ、中国での販売価格を2万ドル引き上げ

米中貿易摩擦の影響じわり

 7月9日、米電気自動車(EV)メーカーのテスラは「モデルX」と「モデルS」の中国での販売価格を2万ドル強引き上げた。米カリフォルニア州コスタメサのテスラサービスセンターで2018年6月撮影(2018年 ロイター/Mike Blake)

[9日 ロイター] - 米電気自動車(EV)メーカーのテスラ<TSLA.O>は「モデルX」と「モデルS」の中国での販売価格を2万ドル強引き上げた。自動車ニュースのウェブサイト、Electrekが9日伝えた。米中間の関税の応酬による影響が出始めている兆候が浮き彫りとなった。 

それによると、両車種の価格はバージョンにもよるが、週末に15万─25万元(2万2600─3万7600ドル)引き上げられた。

CFRAリサーチのアナリスト、エフライム・レビー氏は「値上げは販売に響くだろうが、赤字続きのテスラには関税に絡むコスト増を吸収することはできず、値上げはやむを得ないのだろう」と指摘した。

ノルドLBのアナリスト、フランク・シュウォープ氏は「資金が手薄となる中、テスラが全面的な値上げに動くのではないかと考える。9%の人員削減もその兆候だ。2020年前に黒字化することは想定していない」と述べた。

テスラからコメントは得られていない。

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