しまむら大構想、「10年で3000店・売上1兆円」

北島常好社長に「長期戦略」を聞く

前3カ年計画では「変わること」をテーマに、商品政策や商品管理、システムを変えようとしたしまむらのこれからは?(撮影:尾形文繁)
業績の低迷が続くしまむら。2018年2月期はリーマンショック直後以来の減収に陥った。かつてデフレの申し子と並び称されたユニクロとの差が広がっている。今年2月には野中正人社長が会長に退いた。しまむらは復活することができるのか。北島常好新社長に聞いた。

野中社長時代の13年間の総括は?

――社長交代の経緯は。

北島:昨年11月に野中(正人現代表取締役会長)が社長を退きたいと表明。12月に本社で会議をしているときに呼ばれて行ったら、部屋には藤原(秀次郎相談役)もいて「社長をやってくれ」と。即座にお断りしました。最終的には年が明けてから決めました。

当記事は「商業界ONLINE」にて公開した記事の転載です。元記事はこちら

――野中社長時代の13年間の総括と新社長としての抱負は。

北島:この13年間は優れたプラットフォームに乗っかってブラッシュアップすることが主で、大きな変化はありませんでした。営業的には上海に出店したくらい。これからは新しい種を少しずつまいていこうと考えています。

問題はその方法です。今までは一つの事業を立ち上げてつくり上げていくという重量級の手法でした。今後はもっと軽く早くできるように、主力業態の「しまむら」など既存事業から切り出していった方がいいだろうと。その方が雨後のタケノコのようにぽんぽこぽんといろんなものが出てきますから。失敗したらやめればいい。

新規事業は「しまむら」からスピンオフしてもいいし「アベイル」や「シャンブル」からでもいい。そうして取っ掛かりになりそうなものを幾つもつくっていく中で1つ2つ格好がつくものが出てきたら事業部として広げます。

市場性をよく見ながらニッチな部分に入っていく攻め方をしていきます。できれば年に1つか2つぐらいずつ開発して。早ければ今年は2つくらい単独の店にできるかもしれません。

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