10日の日経平均は反発、米国株高などが支え

心理的な節目の水準2万2500円は抜けず

 5月10日、東京株式市場で日経平均は反発した。前日の米国株高と円安基調の継続を背景に買いが先行。トヨタ、三菱自など好業績株の上昇も支えになり、一時121円高となった。写真は東京証券取引所で2月撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 10日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発した。前日の米国株高と円安基調の継続を背景に買いが先行。トヨタ<7203.T>、三菱自<7211.T>など好業績株の上昇も支えになり、一時121円高となった。だが、節目の2万2500円を超えると戻り待ちの売り圧力が強く、後場は狭いレンジでもみあう展開だった。イラン情勢や原油価格の動向など外部環境の不透明感も意識され、海外投資家の買いが鈍ったとみられている。

TOPIXは前日比0.27%高で取引を終了。東証1部の売買代金は2兆6308億円だった。セクター別では鉱業が上昇率トップ。石油・石炭製品、輸送用機器、ガラス・土石製品も上げが目立った。一方、パルプ・紙、繊維、空運、電気・ガスなどが下落率上位に入った。市場では「原油高によるインフレ懸念と米金利上昇が海外勢の今後の投資行動に影響してくる可能性もある。企業業績は総じて悪くないが、外部環境を慎重に見極める局面だろう」(岡三オンライン証券チーフストラテジストの伊藤嘉洋氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、堀場製作所<6856.T>が急伸し、上場来高値を更新した。9日に発表した2018年12月期業績予想の上方修正を好感した。半導体システム機器部門の収益見通しを引き上げた。半面、ぐるなび<2440.T>はストップ安比例配分。同社が9日発表した2019年3月期の連結業績予想は、純利益が前年比71.8%減。今期の年間配当予想は前期比31円減配の1株13円だった。大幅減益と減配の計画を嫌気した売りに押された。

東証1部の騰落数は、値上がり991銘柄に対し、値下がりが989銘柄、変わらずが103銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      22497.18 +88.30

寄り付き    22482.51

安値/高値   22418.75─22530.64

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1777.62 +4.71

寄り付き     1777.22

安値/高値    1772─1779.08

 

東証出来高(万株) 154244

東証売買代金(億円) 26308.47

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