目的地を決めてしばらくすると、迎えに来るタクシーが決まり、アプリ上にはタクシーの位置情報を示す車の絵が出現。迎車の時間と、目的地に到着する時間も表示される。ここまでは、通常のタクシー配車と同じ手順だ。
唯一異なるのは、事前に同意書へのサインが求められたことだ。同意事項には、「自動運転車に乗車することによって深刻なケガや死に至るリスクがあることをよく理解している」など、ドキリとする文言もあるが、背に腹は変えられない。
しばらくして、タクシーがやってきた。今回アプティブが自動運転技術を搭載したのは、独BMWのセダン「5シリーズ」。車体には、車の“目”として360度をカバーする21個のセンサー、カメラとライダー(レーザーによる位置測定システム)のセット、そして2種類のレーダーなどが搭載されている。
なお、自動運転車両の中には、ぐるぐると回るライダーが屋根の上に搭載されることも多い。その点、同車の場合は車体をぐるりと囲むように上手く組み込まれているため、一見して自動運転車とはわからないスマートなデザインだ。車内前方に設けられたディスプレーには、これらで認知したものや車体の走行位置が、色分けされた線や囲みによって逐一表示されるようになっている。
この記事は有料会員限定です
残り 1452文字
