首都圏・関西圏「戸建て用地」価格上昇の全貌 「駅別」土地価格変動率ランキングを一挙掲載

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続いて、近畿圏について、2016年7月から2017年6月に売買取引が50件以上あった403駅を個別に見ていく。

マンション立地の人気が住宅用地にも影響

坪単価100万円以上の1位は叡山本線・一乗寺の48.8%。3位の阪神本線・芦屋(27.4%)、4位の阪急神戸線・六甲(26.5%)も併せ、いずれもマンション立地として人気の高い駅だが、「昨今の新築マンションの価格高騰が、一戸建て住宅の評価にもある程度反映されたものと考えられる」(東京カンテイ)。

坪単価70万円以上100万円未満の1位はJR大和路線・東部市場前の25.8%。2位は阪急京都線・上新庄の19.8%、3位はJR片町線・放出の18.4%という結果だった。東部市場前は天王寺まで1駅、放出は京橋まで2駅といった具合に、いずれも主要駅に近いという特徴がある。

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