首都圏・関西圏「戸建て用地」価格上昇の全貌 「駅別」土地価格変動率ランキングを一挙掲載
坪単価40万円以上70万円未満では、1位は京急久里浜線・新大津の45.7%。2位はJR高崎線・北上尾の37.2%、3位は京王高尾線・めじろ台の36.0%だった。「この坪単価価格帯の駅では車通勤の割合が高い」(東京カンテイ)。車通勤を前提としている駅の場合、駅から自宅までが多少離れていても、周辺にスーパーや病院などの生活利便施設や公共施設が整っていれば、むしろ戸建て住宅の環境としてはふさわしいといえる。
通勤時間1時間以内だと上昇傾向
全般的な傾向として、東京カンテイは「坪単価が大きく上昇した駅の多くは都心の外周部に位置し、都心部への通勤時間がおおむね1時間以内のエリアに集中している」とする。一方で、大きく下落している駅は、「通勤時間が1時間~1時間半程度の駅」という。
ちなみに、下落率の最も大きい駅は東武伊勢崎線・竹ノ塚の▲(マイナス)24.1%、次いで、JR中央線・八王子の▲17.1%、JR武蔵野線・新八柱の▲15.5%の順だった。いずれも坪単価40万円以上70万円未満で、郊外に位置する駅である。
トピックボードAD
有料会員限定記事
鉄道最前線の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら