新世代バイクは3輪!ヤマハ発の新戦略 超小型4輪車も投入へ
2輪大手のヤマハ発動機は、前2輪の3輪バイク(トライク)や超小型4輪など、新ジャンルの乗り物を強化していくと発表した。
開発映像を公開したトライク(=タイトル下写真=)は、前輪を2輪として安定性を持たせつつ、2輪車のような機動性・軽快な走りも実現するという。2輪が苦手とする悪路や段差、水濡れ路面でも安定した走行が可能とのこと。前2輪のトライクは、イタリアの大手2輪メーカー、ピアジオが発売する「MP3」(http://www.it.piaggio.com/it_IT/prodotti/mp3_yourban/default.aspx)などがあるが、国内メーカーとしては初めての投入となる。
「2輪の不安定が苦手」な層に訴求
ヤマハ発動機は、2輪車の走行性に関心はあるものの、不安定さを苦手と感じている層に訴求することを狙う。もともと安定性を重視した乗り物として開発に着手したが、よりスポーティな方向性に振って開発を進めているという。
超小型4輪は、デザインのシルエットのみ公開したが、電気自動車などでよくある超小型4輪のような外観だ。ヤマハ発動機によれば、2輪と4輪の中間的な性格の乗り物になるとのこと。超小型4輪については、国土交通省が今年1月に新たな認定制度を導入、補助金制度も設けて普及を促そうとしているところだ。
トライクと超小型4輪は、秋に開催される東京モーターショーなどで詳細を公表、2014年から世界で販売をしていく予定だ。
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