日産が、新型軽「デイズ」投入で狙う“安定” 三菱自と共同開発の第1弾

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コンパクトカー客とは「思った以上に重ならない」

ノートなどコンパクトカーとの食い合いも予想されるが、片桐副社長は「軽と登録車の顧客は思っていた以上に重なっておらず、今のところ影響は少なそう。ただ、デイズの引き合いが強くなったとしても、他の登録車の営業がおろそかにならないように気をつけたい」と述べた。

日産では、共同開発車の第2弾として、14年初頭にスーパーハイトワゴン「デイズ ルークス」を投入する予定だ。この非常に高い車高で社内空間を広くとったこのジャンルは、軽の中でも若いファミリー中心に急成長のジャンル。ダイハツ「タント」、ホンダ「NBox」、スズキ「スペーシア」などがしのぎを削る。この第2弾を投入した時点で、軽市場で10%超のシェア(2012年度7.7%)獲得を目指す。

丸山 尚文 東洋経済 記者

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まるやま たかふみ / Takafumi Maruyama

個人向け株式投資雑誌『会社四季報プロ500』編集長。『週刊東洋経済』編集部、「東洋経済オンライン」編集長、通信、自動車業界担当などを経て現職

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