米金融市場、クリントン氏の勝利を織り込む

2回目のテレビ討論会後も見方は変わらず

 10月9日、米大統領選の候補者による第2回討論会が行われたが、米株先物は討論会の間、ほとんど動かず、市場が引き続き、民主党候補のクリントン氏が共和党のトランプ氏に勝利すると予想していることが示された。写真は討論会を見ながら働くトレーダー、シドニーで10日撮影(2016年 ロイター/David Gray)

[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米大統領選の候補者による第2回討論会が9日行われたが、米株先物は討論会の間、ほとんど動かず、市場が引き続き、民主党候補のクリントン氏が共和党のトランプ氏に勝利すると予想していることが示された。

9日の討論会で最大の焦点となったのは、トランプ氏の女性蔑視的な発言だった。投資家からは、政策が議論にならなかったため、大統領選の方向に関する市場の見方は変わりようがない、との声が上がった。

投資会社リバティービュー・キャピタル・マネジメントのリック・メックラー社長は「市場は討論会前、クリントン氏が勝利すると見ていたが、討論会後も意見は変わっていない」と指摘。「まだ時間はあり、何が起きてもおかしくはないが、2017年の投資テーマという点で、クリントン氏勝利について考え始めるべき時期に来ている」と述べた。

TDアメリトレードのチーフ市場ストラテジスト、JJキナハン氏は「市場は今夜の討論会を引き分けと認識しているようだ。討論会では手掛かりはなく、市場に新たな見方を与えることはなかった」とした。

EミニS&P500先物<ESc1>は討論会の間、狭いレンジ内で取引され、直近では5.25ポイント(約0.24%)上昇となっている。

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