中国発「世界初のパーソナルロボット」とは? 野望もサイズも大きい「BIG-I」
中国の新興ロボッベンチャーが、BIG-Iと名付けられた「ローミング・バイリンガルデバイス」を生産した。これは世界初のパーソナルロボットという触れ込みだ。
深圳を拠点とする深圳創想未来機器人有限公司(NXROBO)によって生産されたこのセルフナビゲート式のローミングロボット「BIG-I」が、あなたの家の中にやって来るかもしれない。
NXROBOの創業CEOであるTin Lun Lam博士は、もしそれが実現するのであれば、BIG-iには家族に溶け込んで欲しいと考えている。「家庭によって環境や家族のメンバーは異なっています。ですから私たちは非常に高い顔認証能力を持つロボットを開発しました。機能と動きは利用者が設定します。つまり高度にパーソナライズされたロボットなのです」。
開発者は、BIG-iが家族を認識し、その家族の指示に従うようにプログラムした。WiFi接続だけで、エアコンやテレビの設定を調整したり変更するなど、ユーザーはBIG-iを機器にリンクできる。
Lam博士は、BIG-iは子供を助けることにもなると言う。「ロボットに『もしキッチンで息子を見たら、食べる前に手を洗うように言ってちょうだい』と指示しておけば、そのとおりに行動します。多くのことができるのです」。
NXROBOが期待している多くのこと――。そのうちのひとつは、将来、BIG-iを大ヒットさせることだ。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら