原田泳幸氏「ついてこられない幹部はやめろ」

日本マクドナルド社長に聞く

――「100円マック」などバリュー戦略をどう総括しますか。

6月某日は35年の歴史で、1日の売上高の最高記録を達成した。この2年の1つの成果です。今後も「100円マック」は充実させていく。やめるなんてとんでもない。

――ただ「100円マック」購買層が高額なセットメニューを注文するとは思えないが。

 そんなことはない。それは一部の学生の話。新規顧客層を開拓しています。

深夜帯の競合はコンビニ

――「24時間営業」は早期に200店で展開。900店まで拡大する余地があると。

900店は1つの可能性。7月で300店まで広がったので、一度検証するつもりです。昨年の朝6時半開店は物理的にできる所は全部開けろと号令かけましたが、今回は検証しつつやります。

――格安の深夜喫茶になっていますよ。

それは本当の一部。大した問題ではない。「深夜のサウナ」みたいになるとは思わないでください。全然違いますから。店長の器量でちゃんとやっています。深夜帯の競合はコンビニ。ウチはコンビニよりおいしいからニーズはある。

――ただ深夜のコストは莫大です

もちろん深夜帯だけで見たら合いません。ただ早朝開店したらほかの時間帯の売り上げも上がった。24時間全体の売り上げがどうなったかで評価します。

次ページ現場の反発が強まっているが…
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 最新の週刊東洋経済
  • 高城幸司の会社の歩き方
  • 「米国会社四季報」で読み解くアメリカ優良企業
  • ゴルフとおカネの切っても切れない関係
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
好業績の裏で検査不正<br>スズキ「鈴木修経営」の光と影

5月10日の決算会見に登壇し完成検査の不正を詫びたスズキの鈴木修会長。不正は組織的・構造的な問題か、現場への目配り不足によるのか。長年にわたるカリスマ経営の副作用を指摘せざるをえない同社のガバナンス体制を詳解する。