ルネサスが米インターシル社買収検討、車載用半導体強化へ 買収額は最大3000億円、車載用半導体強化へ
[東京 22日 ロイター] - 半導体大手のルネサスエレクトロニクス<6723.T>が同業の米インターシル(カリフォルニア州)<ISIL.O>買収に向け交渉に入った。車載用半導体事業の強化が狙い。関係者が明らかにした。
関係者によると、買収額は最大3000億円規模で、近く合意に達する見通し。
ルネサスは「事業のさらなる成長に向け、本件を含めさまざまな可能性を検討しているが、現時点で決まった事実はない」とのコメントを発表した。
インターシルはアナログ半導体メーカー。同分野は自動車のIT(情報技術)化で需要が拡大しており、ルネサスも強化する方針を掲げていた。
アナログ半導体をめぐっては、業界4位のアナログ・デバイセズ<ADI.O>が同8位のリニア・テクノロジー<LLTC.O>の買収を発表したばかりで、業界では再編の機運が強まっている。
*内容を追加します。
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