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電鉄会社が生んだあの「カレー屋さん」の秘密 女性客にも人気の京王「カレーショップC&C」

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  • 池口 英司 鉄道ライター、カメラマン
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――「厚切りカツカレー」などは調理に時間がかかるのではないでしょうか?

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人気メニューの「三元豚ロースカツカレー」

注文を受ける際に、「5分ほど時間がかかりますが、よろしいですか?」とお客様に伺い、ご承諾を得てから調理を始めます。「厚切りカツカレー」は、私ども提供する側にとっては消費単価が上がるという魅力があります。

これも、揚げたての美味しいものを召し上がって頂くために、オペレーションは複雑になったということですね。

そのほか、「メンチカツカレー」は期間限定の形で提供しています。これは限定商品とすることで、集中的に注文をして頂こうという考え方と、メニューに変化をつけてお客様を飽きさせないという考え方に拠るものです。

限定メニューにつきましても、季節ごとの定番というものがありまして、先ほど紹介させて頂きました「メンチカツカレー」は、昨年は10月、一昨年は11月に販売した秋の商品になっています。

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「季節の野菜カレー」は季節ごとに野菜を変え、店舗で切り分けている

その前の9月には、「月見バーガー」を出していらっしゃるハンバーガーチェーンがありますから、私どもは「月見カレー」で行こうと(笑)。お陰様でこの商品も秋の定番となりました。

また、「季節の野菜カレー」は季節ごとに野菜を変え、実際に店で野菜を切り分けて使用しています。このあたりも、お客様に喜んで頂くための工夫です。

独特の風味はいつから?

――「C&C」のカレーは、やや辛みとタマネギの味が強い独特のテイストがありますが、これはどのようにしてできあがっていったのでしょう?

昔、私どもの会社にいたコックさんが、ずいぶん工夫して創り出したようですね。私どもが創業したのは昭和43年のことですが、最初は会社のキッチンで調理したものを店舗に運んでいました。けれどもそれでは大変だということで業務用の缶詰を作り、ところが今度は空き缶の処理が大変だということで、パックの方法を工夫して……。

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【変わらぬレシピ・変化するメニュー】

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