有料会員登録
ビジネス

ダンロップ、米ゴルフメーカー買収の大誤算 「スリクソン」ブランドも通じず、初の赤字

4分で読める 有料会員限定
2/3 PAGES

一方、ゴルフ大国である北米では、キャロウェイやテーラーメイド、ピンなど、有名メーカーが幅を効かせているのが現実だ。ゴルフクラブは値引き販売されるのが普通で、マーケットは安売り合戦の様相を呈している。クリーブランドゴルフは他メーカーに押され、ドライバーやアイアンの市場シェアを、少しずつ落としていた。

今年1月の社長交代会見。右が3月就任した新社長の木滑和生氏、左が前社長の野尻恭氏

そこで、アジア圏のみで販売されていたスリクソンを、2014年秋から北米や欧州にも投入。これに伴ってクリーブランドゴルフは、ブランドの強みであるショートゲーム用のウエッジだけに絞り、アイアンやドライバーなど他のクラブは、スリクソン・ブランドで展開していくことにした。

ところが、この戦略が裏目に出た。地場のメーカーだったクリーブランドゴルフに比べ、スリクソン・ブランドは、海外で圧倒的に知名度がない。「安売り合戦には参加しない」という方針も、ブランド浸透の遅れにつながったのだ。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数