一方、ゴルフ大国である北米では、キャロウェイやテーラーメイド、ピンなど、有名メーカーが幅を効かせているのが現実だ。ゴルフクラブは値引き販売されるのが普通で、マーケットは安売り合戦の様相を呈している。クリーブランドゴルフは他メーカーに押され、ドライバーやアイアンの市場シェアを、少しずつ落としていた。
そこで、アジア圏のみで販売されていたスリクソンを、2014年秋から北米や欧州にも投入。これに伴ってクリーブランドゴルフは、ブランドの強みであるショートゲーム用のウエッジだけに絞り、アイアンやドライバーなど他のクラブは、スリクソン・ブランドで展開していくことにした。
ところが、この戦略が裏目に出た。地場のメーカーだったクリーブランドゴルフに比べ、スリクソン・ブランドは、海外で圧倒的に知名度がない。「安売り合戦には参加しない」という方針も、ブランド浸透の遅れにつながったのだ。
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