野村HDの株主総会はインサイダー問題や高額な役員報酬に質問集中

野村HDの株主総会はインサイダー問題や高額な役員報酬に質問集中

インサイダー問題で揺れる野村ホールディングスが6月27日、東京・千代田区のホテル・オークラで株主総会を開催した。会場には前年よりも約300人多い1852人の株主が出席し、所要時間は2時間19分(前年は2時間10分)だった。

冒頭、挨拶に立った渡部賢一グループCEOは、インサイダー情報漏えい問題に関して、「株主、顧客に心配をかけて申し訳ない」と謝罪。役員一同が頭を下げた、。渡部グループCEOは、同問題を調査している社外弁護士などの調査委員会から6月中をメドに報告を受ける予定であることを説明し、それを踏まえて改善策を策定すると説明した。

一方、監査報告のなかで、辻春雄監査委員会委員長が「改善策が確実に実行されるという点についても注意深く監視、検証していく」とし、今後、策定される見込みの業務改善策などを徹底させることを明言した。

合計12人の株主が質問に立った。やはり、インサイダー関連問題に関する質問が複数続いた。たとえば、同問題が浮上して以後の状況に関する説明を求めるなどの内容だ。また、「役員報酬体系がどうなっているのか」という質問やガバナンスの有効性を問う質問のほかに、株価低迷に関する回答を求める株主もいた。株価低迷については、「ファイナンスで株式が希薄化している」と指摘する株主もおり、そうしたなかで、役員報酬がどうなっているのかを問いただす声も上がった。

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