将棋名人血風録 奇人・変人・超人 加藤一二三著

将棋名人血風録 奇人・変人・超人 加藤一二三著

今年は、将棋名人の誕生から400年。現行の「実力名人制」になってから名人位に就いたのは、著者を含めてたった12人である。11人全員と対戦経験がある著者が、その人となりや対局時のエピソード、それぞれの将棋哲学などをつづっている。

どう考えても勝ち目がない局面でもひたすら耐え逆転勝ちを狙う、羽生善治の「羽生マジック」の秘密。対戦相手の座布団のへこみ具合で相手の心理状態を判断したという大山康治。相手にとって重要な対局ほど全力で戦う米長邦雄の「米長哲学」など、棋士の知られざる姿が語られる。

どれだけ人に感動を与えられる将棋を指すかが大事だと語るところから、著者の将棋へ熱い思いが伝わってくる。

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