「中高一貫校の現役教師」だからこそ知っている…【あえて中学受験をしない】ことの明確なメリット

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あえて「高校受験をしておくこと」には大きな意味があるという(写真:Fast&Slow/PIXTA)
私立高校の本格的な受験シーズンを目前に控え、ヤキモキした毎日を過ごしているご家庭も多いこの時期ですが、有名私大附属の中高一貫校で専任教員として10年間勤務してきた谷咲氏によれば、この先の人生を考えた時、「高校受験をしておくこと」には大きな意味があるそうです。
そんな谷氏が、中高一貫校ならではの良さを知り尽くしたうえで、あえて着目する「中学受験ではなく高校受験」のメリットとはどんなものなのでしょうか。同氏の著書『中学受験に向いてる子 向いてない子: 現役の中学・高校教員が教える! 子どもの可能性をつぶさない進路ガイド』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

中高一貫校ならではの「中だるみ」

【高校受験に向いている子①】友だちや環境に流されやすい

「うちの子、お友だちに影響を受けやすいタイプなんです」

保護者の方から、そんな言葉を聞くことがあります。中学受験・高校受験という文脈では、この「周りに流されやすいかどうか」は、自分の力をより引き出せるのはどちらの環境か、見極めるための大きな材料となります。

中学受験を経て入学される生徒たちを指導する中で、早い子では中学1年生から、大部分の子は中学2年生あたりで、どうしても「中だるみ」する時期が訪れることがわかりました。

受験が終了した解放感、そして高校への進学がある程度保証されている安心感から、学業に気持ちを向けるのが著しく難しくなるようです。

そして、それは自分だけでなく、友人も同じ状況だからこそ、「自分は頑張るぞ」という気持ちを持たせづらくさせているとも感じます。

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