スマホに「見知らぬ国番号から着信」が急増する訳、特殊詐欺に使われた電話番号の75%以上が「+」から始まる国際電話《自分は大丈夫!は命取り》

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Android版では国際電話番号や犯行利用番号からの「着信」だけでなく、うっかり折り返してしまうのを防ぐ「発信ブロック」機能も備えています。さらに、ブロックした番号の着信履歴を自動で削除する機能もあり、誤操作のリスクを減らすことができます。

iPhone(iOS)版でも、警察が把握する犯行番号のブロックに加え、OS標準の機能と連携して不審な着信を抑制します。連絡先に登録してある知人からの国際電話はブロック対象外に設定できるため、必要な連絡が途絶える心配もありません。

巧妙化する詐欺手口に対し、個人の注意力やリテラシーだけで対抗するには限界があります。しかし、警察が蓄積した犯行利用番号というデータに基づき、システム側で自動的に接点を遮断するこの機能は、強力な自衛手段となります。テクノロジーの力で「判断に迷う瞬間」そのものをなくしてしまいましょう。

◎「デジポリス」アプリで、犯行電話ブロック機能を有効にしよう

防犯アプリ デジポリス
(出所)警視庁ホームページ

「自分は大丈夫」が命取り!テクノロジーと警戒心で撃退

国際電話詐欺の手口は日々進化し、私たちの生活の隙を狙っています。「自分は騙されない」という過信こそが、詐欺グループにとっての最大のチャンスです。

今回紹介した「+」からの電話には出ないという基本動作に加え、デジポリスアプリの「国際電話番号ブロックシステム」のような最新のテクノロジーを積極的に活用することで、被害に遭う確率を下げることができます。

大切な資産と平穏な生活を守るために、今すぐアプリの設定を確認し、家族や友人にも「こんな対策があるよ」と伝えてみてください。一人ひとりの高い防犯意識と具体的な行動が、詐欺のない社会を作る第一歩となります。

東洋経済Tech×サイバーセキュリティでは、サイバー攻撃、セキュリティの最新動向、事業継続を可能にするために必要な情報をお届けしています。
柳谷 智宣 ITライター

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やなぎや とものり / Tomonori Yanagiya

1972年生まれ。1998年からITライターとして活動し、エンタープライズ向けのプロダクトをはじめAI、DX、サイバーセキュリティまで幅広い領域で執筆する。2018年から、NPO法人デジタルリテラシー向上機構(DLIS)を設立し、ネット詐欺の被害をなくすために活動している。

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