【多様化するニーズにあわせてミニベロスタイルを投入】ヤマハの電動アシスト自転車「パス クレイグ アリー」を新たに投入する狙い
また、ハンドルには、BMX風のブリッジハンドルを採用し、スポーティなルックスに寄与する。さらに乗り手とハンドルの位置関係、高さと角度、ハンドル自体の形状などに工夫を施すことで、乗車姿勢が前傾になりすぎず、快適に乗れるライディングポジションを実現。ハンドル角度や高さの調整も可能なことで、自分の体格や好みに合わせたポジションをセットすることもできる。
なお、車体サイズは、全長1620mm×全幅560mm×サドル高795~925mm。26インチ以上のタイヤを装着する大型モデル、たとえば、新型と同シリーズの「PAS CRAIG(パス クレイグ)」では、全長1860mm×全幅595mm×サドル高815~945mmだから(タイヤサイズは700×38C)、全体的にPAS CRAIG ALLEYのほうが小柄だ。
また、新型のタイヤサイズは前後20×2.125 HEと比較的太めで、細身のフレームとの絶妙なギャップ感を演出。加えて、太いタイヤは路面との接地面が広くなることで、クッション性や乗り心地の向上などにも貢献する。
充電時間や一充電走行距離などアシスト機能のスペック
一方、アシスト機能では、モーターに定格出力240WのブラシレスDC式を採用。変速方式は後輪のハブ内部に3つのギアを内蔵する内装3段。アシストのモードはつねにパワフルなアシストを行う「強モード」、節電し走行距離を伸ばす「オートエコモードプラス」、そして「スマートパワーモード」の3タイプだ。
とくに、注目なのはスマートパワーモード。これは、走行中の人の動き(自転車のペダルを漕ぐ力やペダルをまわす速さ)や路面の状況から、最適なアシストパワーを自動で制御する機能だ。急な坂道や荷物積載時などアシストパワーが必要なシーンではパワフルにアシストし、アシストの必要性が低くなる平坦路や下り坂ではアシストパワーをセーブし節電を行うなど、状況に応じて最適なモードに切り替わる。



















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