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それでも日銀「10月利上げ」はありうる理由/超多忙の高市首相と植田総裁の面会はまだ実現せず…/「アベノミクス2.0」でも利上げは進む

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  • 下田 知行 政策ストラテジスト・立教大学経済学部特任教授
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高市政権が10月金融政策決定会合のわずか1週間ほど前に発足したことで、10月利上げは日程的に難しいという見方が大勢である。

通常、新政権の発足からそう遠くないタイミングで首相と総裁の面会が行われるが、高市首相は所信表明演説(10月24日)、トランプ大統領との日米首脳会談(10月28日)と29〜30日の決定会合まで政治日程が目白押しである。本稿執筆時点で首相と総裁の面会は実現していない。

首相と総裁の面会がなければ、利上げが実施できないわけではない。ただ、「常に政府と連絡を密にし、十分な意思疎通を図らなければならない」(日銀法第4条)とある以上、事務レベルではさまざまな意思疎通のチャネルを持つとはいえ、顔合わせなしで利上げをするのはハードルが高いのは事実であろう。

先送りがあるなら、あくまで手続き面が理由

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