東京メトロ前社長・山村明義取締役、社員への不適切言動で辞任。取締役会は10月10日、山村氏の辞任届を受理

東京地下鉄(東京メトロ)は10日、社員に不適切な言動を行ったとして、同日付で前社長の山村明義取締役が辞任したと発表した。東京メトロは「二次被害の可能性がある」として不適切な言動の内容を明らかにしていない。
問題は今年8月、内部通報で発覚。東京メトロが委任した外部弁護士が調査した結果、事実であると認定された。取締役会は10月10日、山村氏の辞任届を受理した。
山村氏は2017年に社長となり、昨年10月の東証プライム市場への株式の新規上場などを指揮した。今年6月の社長退任後は、取締役グループ戦略会議議長などを務めていた。
今回の問題を受けて東京メトロは、小坂彰洋社長が月額報酬の20%を2か月間、コンプライアンス担当の上原淳副社長が月額報酬の10%を2か月間それぞれ自主返上することを決めた。
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