しかし、スマホの学校への持ち込みを禁止しただけでは有害コンテンツや依存の根本解決にはならない。校内規制は容易だが、放課後や家庭内でのデバイス利用は親の監督に委ねられる。
スマホを長く使うことのデメリットについては、科学的な証拠も蓄積している。子供のメンタルヘルス、学業成績、睡眠の質、社会性の発達に深刻な悪影響が確認されており、多くの研究論文も明らかになっている。
こうした実態を受け、世界中で未成年のSNS利用制限の政策導入を求める保護者主導のロビー活動が急速に広がっている。ただし、全面禁止するのは難しい。
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