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〈甘すぎた試算〉暗礁に乗り上げた"さいたまアリーナ計画" 「到底黒字は見込めない」「より堅めの計画を」…突如浮上した構想、企業からも厳しい指摘

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市との対話で「黒字は見込めない」と指摘した金融機関は、事業の方向性についても、「興行利用を多く見込むのであれば、1万席程度の規模が必要であり、立地環境から難しいと想定されるため、規模をコンパクトにして市民利用中心の事業にする必要があると考える」と、修正が必要との認識を示している。

外部からこれほどの指摘を受けながら、市はなぜアリーナ建設へ突き進むのか。

もともと与野中央公園内での整備計画は、2001年の3市合併でさいたま市が誕生する前の、旧与野市時代から存在していた。ただ、現在のアリーナを含む構想とは大きく様相が異なる。

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