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10年かけてノウハウ熟成、ソニー「アニメ体感施設」の超本気→グループの技術×コンテンツをぜいたく使い、新宿・歌舞伎町で進行する"次の姿"

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コラボ中の作品から人気キャラクター「フリーレン」が早速迎えてくれる(編集部撮影)

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「迷宮(ダンジョン)攻略だっけ。引き受けるよ」

人気アニメ『葬送のフリーレン』の主人公・フリーレンが記者の前に映し出され、おなじみの落ち着いたトーンで語りかけてくる。

そしてスリーカウントが終わると、“クエスト”へと誘われる。その先に待ち構えていたのは、記者とフリーレンが繰り広げる、モンスターたちとの壮大なアクションRPGだった――。

ここは東京・新宿の東急歌舞伎町タワーにある、体感型アトラクション施設「THE TOKYO MATRIX(ザ・トーキョー・マトリクス)」。展開されているのが、体を使って遊ぶアクションRPG「ダンジョン∞スパイラル」だ。

入り口から出口まで、施設内にはソニーのロゴが見当たらない。だが、その実態はソニーグループが保有するノウハウが詰め込まれている。ソニーが描くエンタメと技術を組み合わせた未来図を示した、国内唯一の常設拠点となっている。

同施設はソニーグループが長期的な取り組みとして探索してきた、IPを軸にテクノロジーを活用したリアル空間での価値創出「ロケーションベースエンタテインメント」の先鋒といえる。実際に、グループの首脳陣が国内外の要人を伴ってたびたび見学に訪れるほどだ。

ソニーの技術をぜいたく使い

THE TOKYO MATRIXは2023年4月、ソニー・ミュージックソリューションズとその親会社であるソニー・ミュージックエンタテインメントによって、東急歌舞伎町タワーの誕生と共にオープン。

開業以来、人気アニメ『ソードアート・オンライン』とのコラボを続けてきたが、今年3月のリニューアルを経て『葬送のフリーレン』など各種IPとのコラボ実績を広げつつある。

各クエストにはさまざまなゲームが用意されているが、敵をパンチし、ボールを投げ、綱を引く……といった具合に、運動不足感や難解な謎解きへの苦手意識を抱える人にも、広く門戸が開かれた施設という印象だ。

そのうえ苦しい場面では、あのフリーレンや仲間のキャラクターたちが助太刀してくれる演出も相まって、作品のファンにはうれしい体験となっている。

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