経済成長神話の終わり 減成長と日本の希望 アンドリュー・J・サター著、中村起子訳

経済成長神話の終わり 減成長と日本の希望 アンドリュー・J・サター著、中村起子訳

国際弁護士である著者は、世にいう“経済成長”という呪縛から解き放たれなければ、真の幸せは訪れないのではないかと問いかける。GDP(国内総生産)計算の経済成長の数値は人々の暮らしに何の利益ももたらさないと説き、経済の基本を「減成長による繁栄」という新たな考え方に基づいて解説している。

そのことを日本に当てはめれば、無駄な道路やダムを造るのをやめ、減反におカネを使うのをやめ、原子力発電の事故処理費用の穴埋めを税金で行い電力会社を救うのをやめることなどになるという。

そうしてできたおカネを人々の役に立つ方法に向けようと提案。そのために、まっとうな倫理と政治の上に築かれた新たな民主主義を説く。

講談社現代新書 924円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナ後を生き抜く
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • コロナショック、企業の針路
  • ボクらは「貧困強制社会」を生きている
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
コロナ時代の新教養<br>今こそ最強の武器を手に入れよ!

ピンチをチャンスに切り替えるためには、脳内メモリーのリフレッシュが必要です。知の巨人による9の講義と、在宅で自己研鑽するための独習術、そして今読むべき厳選書籍を紹介し、新常態にふさわしい知力を鍛え上げる62ページ大特集です。