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台湾で大規模リコールが不成立となった背景とは?民進党頼清徳政権に打撃で中国がほくそえむ展開に

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  • 小笠原 欣幸 台湾・清華大学教授、東京外国語大学名誉教授
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党中央が最初の発議の署名を急いで集めるよう指示したため、いくつかの地方支部が手を抜いて、党職員が党員名簿から署名用紙に書き写す偽造を行った。選挙委員会が確認作業中に署名者の中に死者が含まれていることを指摘し、事件が明るみに出た。これは党職員による文書偽造の刑事事件にまで発展した。

国民党は署名の第1段階で大きくつまずいた。この結果、第2段階の署名集めの対象となった立法委員は国民党35名、民進党0名と一方的になった。ここからリコール運動が盛り上がり、応援するボランティアも膨れ上がった。これが3月初のことである。

リコール派への追い風と国民党の巻き返し

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