コンビニだけが、なぜ強い? 吉岡秀子著
コンビニの「おいしい」「便利」は、もはや当たり前となり、「小売り」からサービスステーションへの道をひた走る。ライバル業態が次々と現れても強さは変わらない。
強さのポイントを、五つに集約すれば、(1)半歩先を行く「変化対応力」、(2)巻き込んで作る「商品力」、(3)仕組み作りに欠かせない「効率性」、(4)消費者を引き寄せる“娯楽性”、そして(5)地域住民と育む“公共性”だと、著者は言う。
「近くて便利」を徹底追求するセブン−イレブン、「多面化で個性のある店舗展開」をするローソン、「グローバル展開」のファミリーマートなど、社会的インフラの役割を担うまでに成長したコンビニの今とこれからを、無類のウォッチャーが分析・展望する。
朝日新書 819円
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