「金正恩の北朝鮮」と日本 「北を取り込む」という発想 辺真一著

拡大
縮小
「金正恩の北朝鮮」と日本 「北を取り込む」という発想 辺真一著

北朝鮮の金正日総書記の死去を受け、その後継は、弱冠29歳の三男の正恩氏が襲った。金正恩体制となった北朝鮮の今後と日本との関係を、朝鮮半島専門誌の編集長が分析した。

日本人拉致問題や北朝鮮の核兵器開発問題などがあるとしても、日朝関係は決してイスラエルとパレスチナのような「不倶戴天の関係」ではないと説く。

北朝鮮は、中国には従属・隷属すること、韓国には吸収・統合されることを恐れている。そのどちらの可能性もない日本こそが、北朝鮮にとって安心・安全に付き合える国だという。このメリットを生かし、近所付き合いができる普通の国にするにはどうしたらいいのかを考察する。

小学館101新書 777円

  

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT