「金正恩の北朝鮮」と日本 「北を取り込む」という発想 辺真一著
北朝鮮の金正日総書記の死去を受け、その後継は、弱冠29歳の三男の正恩氏が襲った。金正恩体制となった北朝鮮の今後と日本との関係を、朝鮮半島専門誌の編集長が分析した。
日本人拉致問題や北朝鮮の核兵器開発問題などがあるとしても、日朝関係は決してイスラエルとパレスチナのような「不倶戴天の関係」ではないと説く。
北朝鮮は、中国には従属・隷属すること、韓国には吸収・統合されることを恐れている。そのどちらの可能性もない日本こそが、北朝鮮にとって安心・安全に付き合える国だという。このメリットを生かし、近所付き合いができる普通の国にするにはどうしたらいいのかを考察する。
小学館101新書 777円
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