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トランプ関税「延期」、いま注目すべき米国株セクター&銘柄群。景気の“軟着陸”期待は維持されている

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相互関税の上乗せ部分は、7月9日まで90日間延期されていたが、その期限を前にした7月7日に、日本を含む14カ国に新たな相互関税率を示したうえで、各国の交渉期限を8月1日まで延長するとした。

市場では4月初めの「解放の日」の記憶が新しいだけに、その後の相場推移が警戒されたが、世界のマーケットは思いのほか楽観的に受け止めているようだ。

トランプ氏は8月1日の期限について「確定しているが、100%確定ではない」と述べており、相手国からの譲歩や妥協という「成果」を欲しているだけだと見透かされた可能性がある。

関税の間接的影響も要注意

一方、企業業績への影響を冷静に見極める必要もあるだろう。輸入コスト増という直接的な影響だけでなく、不確実性が残ることで企業や消費者が支出を手控えるという間接的な影響にも目配せしたい。

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