”世襲”か”才能”かーー歌舞伎役者の父に起きた悲劇 代役候補の「2人の息子」の衝撃的な結末 漫画「国宝」(第2集 第9話)

✎ 1 ✎ 2
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
『国宝』
『国宝』©吉田修一・三国史明/小学館

極道の家に生まれた立花喜久雄は、幼い頃からその美貌で周りを魅了してきた。

国宝(2) (ビッグコミックス)
『国宝(2)』(小学館)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

ゆくゆくは極道の親分になるはずだったのだが……昭和30年代、激動の日本・長崎は喜久雄を甘やかしてはくれなかった。

親が目の前で殺され、長崎という狭い街で暮らせなくなった喜久雄を拾ったのは稀代の女形・歌舞伎役者、花井半二郎だった。

花井にはひとり息子・俊介がおり、奇しくも喜久雄と同い年。2人が歩む道は光り輝く花道か。奈落へ繋がるイバラの道か。

これでもかと思う程に絡み合う2人の青年の人生は蒼く輝いていく!

漫画『国宝』(小学館)よりお届けします。

この記事の漫画を読む(19ページ)
吉田 修一 小説家

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

よしだ しゅういち / Syuichi Yoshida

1968年長崎生まれ。97年に『最後の息子』で第八十四回文學界新人賞を受賞し、デビュー。2002年には『パレード』で第十五回山本周五郎賞、『パーク・ライフ』で第百二十七回芥川賞を受賞。純文学と大衆文学の文学賞を合わせて受賞し話題となる。

07年『悪人』で第六十一回毎日出版文化賞と第三十四回大佛次郎賞を受賞。10年『横道世之介』で第二十三回柴田錬三郎賞を受賞。主な著書に『さよなら渓谷』『路』『怒り』『アンジュと頭獅王』など他多数。

この著者の記事一覧はこちら
三国 史明 漫画家

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

みくに ふみあき / Fumiaki Mikuni

『武論尊漫画塾』出身。『穀潰しのメシア』にてビッグコミックオリジナルにてデビュー。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事