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〈インタビュー〉NTTが"インドのデータセンター"に見いだす勝ち筋 グループのキーマンを直撃、クラウド大手の需要つかみ「先頭集団で戦う」

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インドのデータセンター市場でトップシェアを走るNTTグループ。新規参入も相次ぐ成長市場でどう勝ち筋を描くのか(写真:NTTデータグループ)
インドのデータセンター(DC)市場でトップシェアを誇るNTTグループ。2012年に現地のDC事業者、ネットマジック・ソリューションズ社を買収したのを足がかりに、ハイパースケーラー(巨大クラウド事業者)の需要を取り込み、DC事業は急拡大する(詳細はこちら)。インドとマレーシア、シンガポールの間をつなぐ海底ケーブル「MIST」も今年6月までに開通する予定だ。
NTTデータグループが海外で展開しているDCや海底ケーブル事業を統括する、NTTデータインクの佐々倉秀一エグゼクティブ・バイス・プレジデントに、インドにおけるDC事業の現況と将来的な見通しについて聞いた。

インドの利益率が高い理由

――グローバルで見て、インドのDCビジネスの現在地、特徴をどのようにとらえていますか。

DCを含めたインフラサービスを海外展開するうえで、インドは非常に将来性がある市場だ。マーケットが成長し、日本、そしてアメリカにとっても、重要なパートナーになってきている。われわれが積極的に進出しているAPAC(アジア太平洋)の国々にとっても非常に重要な場所なので、しっかり投資をしようと進めている。

早い時期からネットマジックと一緒にDC事業をやってきたので、インドではシェアが今ナンバーワンになっている。われわれのDCは信頼されており、コストプラス利益相応、バリュー相当の対価もいただけていると思う。

他の地域に比べてコストメリットが働くので、利益率も比較的よい。昨今はどこの地域もそうだが、とくに日本を見ると、五輪や万博もある中で、適切な工事を行える人員確保が難しく、人件費もかかる。インドは比較的そういったリソースが確保しやすいのに加えて、運送費や個々の物件費でもメリットがある。

――インドのDC市場におけるシェアは約3割と聞いています。なぜ、トップになれたのですか。

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