日枝氏の退任について、取締役会後に会見した金光氏は「新しい人事を決めるうえで、若返りや多用性などを重視した。そうした基準に照らし合わせると日枝氏は対象から外れた」と説明。「早い段階から人事の刷新については任せたと言われており、理解をいただけたと思う」と述べた。
また、フジサンケイグループ代表についても「ここ1カ月以内に(本人から)申し出があった」とし、辞任することを明らかにした。
今回、フジテレビとフジ・メディアHDは日枝氏の退任だけでなく、経営陣も一新する。金光氏が代表権のない取締役会長に退き、フジテレビ社長の清水賢治氏は続投したうえでフジ・メディアHDの社長を兼任する。併せて、フジ・メディアHDの取締役10人と、フジテレビの取締役・監査役20人の退任も決めた。
3つの観点で経営陣を刷新
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