パズドラ・モンストの「2強時代」は終わった 新しいゲームが続々と台頭
月に1度のAppAnnieのスマホアプリランキング速報をお届けする。今回は9月24日夜に同社が発表した8月分のランキングだ。第10位までのダウンロードランキング、売り上げ金額ランキングを、中軸カテゴリであるゲームアプリ(iOSとGoogle Playの合計)について見ていきたい。
なお、同社は米国を中心に世界の主要国の動向を調査しているが、今回掲載するランキングの対象になっている地域は「日本国内」である。
まずはダウンロードランキングから見ていく。並みいる競合を抑えてトップに輝いたのは「奇跡のスプーン」。落ちてくる球をスプーンでキャッチする単純なゲームで、うまくキャッチできたら次のステージに進むことができる。
トップ10には、とにかく新顔が多いのが特徴。日本のベンチャー企業系の作品が目立っている。一方、2大横綱であるガンホーの「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」とミクシィの「モンスターストライク(モンスト)」は、すでにダウンロード数では上位ではなくなっている。
アイテム課金などが多いタイトルを順番に並べた売り上げランキングでは、1位、2位は不動だ。注目すべきは、ロールプレイングゲーム「Fate/Grand Order」が6位に躍進したこと。同ゲームの運営開始は7月30日(Android版)、8月12日(iOS版)。まだ日が浅いことを考えると、驚異的な躍進を遂げたといえる。売り上げランキング2強の座を脅かす存在になるかもしれない。
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