クボタが海外生産拡大に本腰、タイや北米の生産拠点を急ピッチで増強

クボタが海外生産拡大に本腰、タイや北米の生産拠点を急ピッチで増強

トラクターや田植え機、コンバインを中心とする農機大手のクボタ。技術力の高さから主力製品はいずれも高シェアを誇る。トラクターに至っては、国内市場(2010年度販売は約4・4万台)の実に半分近く(同約2・1万台)がクボタ製だ。

震災後の原発問題などが影響し、国内市場は当初低迷が予想されたが、ふたを開けてみれば「岩手、宮城などは想定ほど減少していない」(クボタ役員)という。ただ、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の行方が、国内市場に影を落とす可能性がある。「TPPによる重圧は確かにある」と、クボタ役員。野田政権がTPP参加を表明したことが、国内農家の農機購買意欲を停滞させるのではないか、との懸念である。

縮小懸念のある国内市場を尻目に、クボタは軸足を成長余力のある海外へ移そうとしている。


ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • グローバルアイ
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 今見るべきネット配信番組
  • コロナ後を生き抜く
トレンドライブラリーAD
人気の動画
「人のために働く職業ほど低賃金」な根深い理由
「人のために働く職業ほど低賃金」な根深い理由
渋谷駅、谷底に広がる超難解なダンジョンの今
渋谷駅、谷底に広がる超難解なダンジョンの今
「話が伝わらない人」と伝わる人の決定的な差
「話が伝わらない人」と伝わる人の決定的な差
「説得力のある話ができる人」と「説得力のない人」の差
「説得力のある話ができる人」と「説得力のない人」の差
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
激動相場に勝つ!<br>株の道場

6月18日発売の『会社四季報』夏号が予想する今期業績は増収増益。利益回復に支えられる株価が上値を追う展開になるか注目です。本特集で株価が動くポイントを『会社四季報』の元編集長が解説。銘柄選びの方法を示します。

東洋経済education×ICT